ウィザーズコンプレックス ほのか√ 雑記
『システムを取り巻く環境の破壊と再構築』をする話。
魔法生徒会大戦というシステムそのものが変質したわけではなく、そのシステムを取り巻く環境が時間とともに変質したことにより、歪な現状が形作られた。だから変えるべきはシステムではなく環境だという主張。
システムを破壊しない理由はそれだけじゃなくて、蒼たちの仲間関係は魔法生徒会大戦の中で育まれてきたわけだから、システムを破壊することは今までの蒼たちの関係を否定することに繋がるんだよね。だからシステムは破壊しない。しちゃいけない。
エピローグでは結局大戦のシステムそのものが変わっていたけど、それは環境を変えたことによる結果だから、システムの破壊ではない。大戦を取り巻く環境はそれまでのものとは全く違って優しいものだったしね。
ほのか√やってて思ったのは、人は常に何かしらのシステムに囚われていて、完全に思い通りに動くことなんてできないんだよなーってこと。システムが完全に無くなったら無くなったで、何していいか分からなくなって何もできなくなるんだろうけどね。
人の隣には常にシステムがあって、それを破壊することが不可能な以上、変える対象はそれを取り巻く環境しかない。変えた環境がまた歪になって、それをまた変えて…と無限ループで根本解決ではないかとも思ったけど、ほのか√からは『歪む度にまた変えればいい。僕らは何度でも世界を変えられるんだよ』みたいなポジティブな雰囲気を感じた。
やっぱり世界の在り方なんて認識ひとつでどうとでもなるわけですね。
ウィザコンの雑記でこれが一番雑な気がする。なんか認識改まったら書き直すかも知れん。
あと一葉√はそこまで雑記すること思いつかないので現状書く予定なし。
とりあえずおわり。
ウィザーズコンプレックス 鳴√ 雑記
『フィクションを非実在ではなく実在する異文化として観ること』
『フィクションに夢観る者は卑屈になるべきではない』
鳴√から感じたメッセージ的なものはこのふたつ。
ひとつめに関しては、元長氏が過去にTwitterで発言したソレです。
ソレをターニャが語る。パラレルスピークとかいうハチャメチャにカッコいい方法で語るの。リリックバトル最高ですね。
オタク文化はフィクションを実在たらしめるだけの力がある。しかし、オタク文化に身を置くものたち自身が、フィクションは非実在だと、現実ではないと諦めている。だけどターニャはそんなくそったれな現実を受け入れない。夢(フィクション)を現実にすると力強く宣言する。
フィクションは非実在なんかじゃない。異なる文化として実在しているんだと、生きているんだとそういう話です。
俺自身二次元は二次元、三次元とは違う、理想的な世界だとして、諦め・割り切りの姿勢だったし、結構グサグサささる話だった。
根性ネジ曲がったクソみたいなオタクより、二次元美少女たちのほうがよほど生き生きしてるもんなあ。それを非実在だと割りきって、生き物じゃないってするのは失礼かも知れんですね。
これがひとつめ、『フィクションを非実在ではなく実在する異文化として観ること』。
そんでもってここから鳴の返し。これもまた刺さる。
鳴はターニャを『あたしたちの夢』だと言う。そんな夢であるターニャが、『あたしたち』に嫌われるようなことをしちゃダメだと言う。
夢を持ってるやつが、他人に嫌われるようなことしてたら、夢の価値が落ちる。これ、フィクションを楽しむオタクたちが、一般人に嫌われる(悪印象を与える)ようなことをするな。それは君たちが好きなフィクションそのものを汚すことになるんだぞっていう話ですよね。卑屈になるな、素直になれと。そういうことです。
これがふたつめ、『フィクションに夢観る者は卑屈になるべきではない』。
このふたつをどうにかしないと、フィクションは非実在のままだし(非実在としているのは主にオタクで、むしろ一般人は実在として認めている。だからこそフィクションが児ポ対象になるならないの話が出てくる。)、オタク文化は死んでいくのかもしれないですね。
ウィザーズコンプレックス アイリス√ 雑記
『責任』とか『内側と外側の区別』ってのが頭に浮かんでくるような話。
アイリスも蒼も始めは『流される人』だったのが、話が進むに連れ、『主体的・主観的決断をする人』に変化していった。主観的に決断するということは、客観的な何かに頼らないというわけで、そういう決断の責任っていうのは、決断した人が全て負うことになる。そういうのが、本当の責任だよ、みたいな。
ただ、話読んでると、『決断が先か、責任が先か』みたいなのを感じることはあった。
主観的決断をするから責任を負うことになるのか、責任ある立場だから主観的決断をするべきなのか、的な。
そもそもこの2項は質が違くて同列で比較したりするものじゃないのかも知れん。
ここまで『責任』の話。ここから『内側と外側の区別』の話。
序盤のアイリスは自分のことしか観ていなくて、自分と他人を明確に区別していた。
それが終盤になって他者のことを自分のことのように思うようになった。これが、『内側(自分)と外側(他人)の区別』が曖昧になった(境界がなくなった)モノのひとつ。
んで、魔法生徒会大戦の結果、東塔と西塔の区別が曖昧になった。これも上記と同じそれ。
ホントに感想というより読んでて思ったことを話に即して書き出してるだけですねこれ。
自分が過去にプレイした作品を想起し、関連付けられるという点では面白かったけど、突出してこの√独自の面白さがあったかと言われると、少し物足りなくはあった。
まあそういう感想になってしまうのはこの√の構成のせいではなくて俺が似たような物語を既に知ってしまっているからなのでアイリス√に罪はないです。
以上です。
priori2 3Gでメルストの表示が変になるやつを直した話
priori2でメルスト起動すると文字の縁がザラついてたり、レイヤー周りの表示がなんか変になったりとかで表示周りに色々問題があった。
で、まあメルストするときはサブ端末扱いだしいいかーくらいの感じで長らく放置してたんだけど、気まぐれで本体の開発者向けオプション弄って遊んでたら直ったよっていうお話。
設定→開発者向けオプション→HWオーバーレイを無効 にチェック入れてメルスト起動すれば多分直る。
開発者向けオプションはなんかしないと表示されなかった気がするけど調べればすぐわかると思う。
以上です。
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メモやらなんやらとして活用する予定である。